HOME施工実績リノベーション >団地リノベーション ロングインタビュー

団地リノベーション ロングインタビュー


「綺麗な空気の中でただゆっくりと眠りたかった」

1、イーグル建創でリフォームをすることになったきっかけを教えてください。

 

娘: 私が「化学物質過敏症」と診断されたことから話は始まるのですが、ある時から咳がひどく、喉にも浮腫ができるようになり、そのため夜も眠れない日々が続いていました。

国立病院の先生からは「化学物質過敏症」と診断され、当時の住まいが原因となっていることを知りました。はじめは半信半疑でしたが、徐々に症状もひどくなる中、家が原因であることに疑いを持たなくなりました。

そうして、体に良い住まいを探すようになり、私が悩んでいる「化学物質過敏症」と住宅の関係を詳しく教えてくれることとなるイーグル建創に辿りつきました。

 

父: いろいろとたくさんの住宅展示場を見てきたけど、どこに入っても咳き込むばかりだった娘が、イーグル建創の無添加住宅モデルハウスに入ると自然に呼吸ができていた。

 

娘: 室内に入ると空気が違うとすぐに分かりました。もう諦めようと思い始めていたころなので、あとはすがるようにお任せしていました。

2、プランやデザインについてはどのように進められましたか。

娘: ほとんどすべてお任せです。とにかくきれいな空気を吸えて寝ることができればいいという気持ちで、デザインや物に関しては二の次でした。

母: 私はキッチンに関して対面式がいいなとずっと思っていたのでそこだけは伝えました。それ以外では娘が一人になっても住みやすいように、部屋仕切らず一間にしたことくらいです。

父: デザインに関していえば、外観は普通の団地なので、ドアを開けた瞬間にあまりのイメージの変化にみんなびっくりしています。ただ本当の良さは、健康な人には分からないのだと思います。この家の一番の魅力は体に害がないという点ですから。

3、住まわれて4年になりますが住み心地はいかがですか。

 

娘: 私は最高です。この家の中なら、どこでも寝ることができるようになった。


母: 一番つらい思いしていたのはこの娘だから、気が付いたらぐっすりと眠っている姿を見るととても安心します。


娘: 無添加住宅の良さは暮らしの中でふと気が付くように分かります。焼き魚などのにおいのある料理をした後も、次の日にはすっかり消えていたりと、壁と天井の漆喰がすべて吸い込んでくれているみたいです。


父: ふつうは部屋を閉め切るとにおいがこもって息苦しいですが、この家では窓を開けると外気の臭いが気になってしまいます。湿度も漆喰が吸収してくれているので、窓を開けなくても、換気ができている印象です。

また、はだしで歩くと床の木材の温かみが分かる点も気に入っています。この家に初めて来る人は床暖房が入っていると勘違いしていますね。木も柔らかいので、娘なんかたまに置き畳をどかして床に寝ていることもありますよ。

母:あなたもよく寝てるわよ。(笑)

4、ここがよかったというトコロやもう少しこうしたかったトコロはありますか。

 

父: まず娘の健康が第一なので、その点が本当によかった。あとはゴマをするわけじゃないけど、職人さんたちがとても丁寧で、掃除もしっかりしてくれるし、5階にあるこの部屋までの階段もしっかり下まで養生をしてくれていたおかげで、近所に迷惑をかけるどころか喜んでもらっていたので、引っ越し前からすごく気分がよかった。


娘: こうしておけばという点で言うと、もう少し収納を考えたかったかなとも思います。


母: キッチンも一人用の広さで考えていたんですが、たまに3人で立つと、もう少し大きいといいなと思います。


父: この物件を購入した時は、押し入れの一部が腐食しているほど老朽化が進んでいました。イーグル建創さんの「大丈夫だよ」の一言で工事が始まって、まさかこんなに立派になるとは思わなかった。


娘: 4年たった今でもたまに担当の方が来て椅子の調整なんかもしてくれますし、工事をお願いしてよかったなと思います。

担当者(町田)からの一言

「化学物質過敏症」はあまり認知されていない症状ですが、日本での患者数は100万人近いとも言われています。また、症状が出ているにもかかわらず多くの人は体の不調の原因が化学物質だとは気づかないままになってしまっているのも現状です。イーグル建創の無添加住宅では日本古来の工法で接着剤などの化学物質を使用せずに、家を組み立てます。接着剤や少しの塗料にも敏感に反応する「化学物質過敏症」の方にとって本当に安心できる家を作るためです。お医者さんではない私たちにとって、体に悪いものを徹底して使用しないことがお客様の悩みの解決になると思っています。